リュミエリーナ社のバイオプログラミングシリーズの代表格とも言える「レプロナイザー」。2018年3月現在、そのレプロナイザーも2種類が存在しているのはご存知かと思います。
念の為、ご紹介しておきますと・・
① レプロナイザー3D Plus
2016年12月発売 38,000円(税抜)
② レプロナイザー2D Plus
2017年10月発売 25,000円(税抜)
この2つのモデル、実は多くの美容室で「ある共通認識」のもと、別の働きをしていることがわかりました。発売当初は「似た商品」を発売してきたリュミエリーナ社の意図がわかりにくかったのですが、実際に現場に行き、多くの美容師に意見を聞くことで、それぞれの存在価値がはっきりしてきました。
これから「どちらのレプロナイザーを買おうか?」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。
何故、美容室では3D Plusの使用率が高いのか!?
ここからは、実際に私が百件以上の美容室を訪問し、レプロナイザーを使っている美容師の方に意見を聞いた事実をもとに、記事を書いていきたいと思います。
今回は「2D Plus」と「3D Plus」の美容室における使用率を見て回ることにしました。百数十件という訪問件数なので、多少バイアスがかかっているのかもしれませんが、使用率は「3D Plus」が圧倒的に多い結果となりました。
何故、新しい2D Plusではなく、3D Plusを選んでいる美容室が多かったのか?理由を聞いてみました!
① スペックが高い方を選んだ。
先程紹介した「2D 3D比較 参考記事」を見てもらえばわかりますが、2D Plusや3D Plusという数字は、髪に与える変化の違いを表しており、2D Plusをどんなに長く使い続けても3D Plusの変化域まで到達することはありません。
つまり、スペックとしては「3D Plus」の方が優れている事を表しています。
もともと「最高のドライヤーでお客様に接したい」という理由で「3D Plus」取り入れた美容室が多く、新しいからと言ってスペックの劣る「2D Plus」に買い換えるケースは少なかった様です。
「正直、違いがわからないがスペックの数値上、低いものは選ばない」と言った意見もありました。
② 買い替えのタイミングではなかった。
3D Plusが発売になった約10ヶ月後に2D Plusが発売になりました。既に「3D Plus」を購入していた美容室では、①の意見に加えて、買い換えるタイミングとしては「早い」と感じたのではないでしょうか?
美容室といえど、数ヶ月単位でドライヤーを買い換えるお店は少ないようです。
③ 新商品に魅力を感じなかった・期待はずれだった。
美容師の多くが新商品「2D Plus」に対し、業務で使う場合の「魅力」を感じなかったという意見。理由は①と重複します。
加えて「期待はずれだった」という意見。コレに関しては、これまでのリュミエリーナ商品は、新しくなるにつれ機能・性能がアップグレードされた形でリリースされてきたのに対し、「2D Plus」は逆。
ダウングレードされた形で新商品が発売されるとは思ってもみなかったようです。
3D Plusの使用率が高い理由
以上、3つの意見が「新商品2D Plus」より「旧商品3D Plus」を使う主な理由なのではないでしょうか。元々「レプロナイザー」を美容室の業務用として採用している美容室は意識が高く、「新旧よりスペック」という答えに至ったのでしょう。
しかし一方で、『業務で使用する以外の目的で役立つ』と「2D Plus」を評価する美容師が多かったのも事実。その活用法とは・・?
美容師は「2D Plus」の存在意義をこう捉えている
美容師の方から「2D Plus」の活用法で多く出た意見が物販(お店で販売する商品)での活用です。
インタビューした多くの美容師が、「2D Plus」はお客様に対し『美容室のクオリティを、より身近なものにする』役割を果たしてくれるアイテムだと捉えていると回答。
その理由とは?
① 価格が安くなった
前作「3D Plus」の価格は38,000円(税抜)。さらに1つ前のモデル(ヘアビューザー2D Plusプロフェッショナル)でも33,000円(税抜)という価格設定。
バイオプログラミング技術を駆使したリュミエリーナ社のドライヤーであれば、致し方ない価格。しかし同時にそれがネックとなり、一般消費者にとっては特に「欲しくても買うのにはためらう・・」という状況を作り出していたのも事実。
2017年10月、最新のリュミエリーナ社製ドライヤーが発売されるとわかった時、更にハイグレードの商品が出ると誰もが思ったに違いありません。
しかし「2D Plus」はその予想に反して、ダウングレードされた「低価格モデル」。価格は25,000円(税抜)。リュミエリーナ社製のレプロナイザーブランドとしては「グッと」買いやすい価格になり、より身近なものになったのです。
多くの美容室で「3D Plus」より「2D Plus」の方が、物販(お店で販売する商品)としては売れているといった状況のようです。
② スペック・クオリティと価格のバランス
2D Plusよりも3D Plusの方がスペックが高いのは前述したとおりですが『その差を感じられる人はどのくらいいるのでしょうか?』という点。事実、美容師の方にも、同じ疑問を抱く方は多くいました。
前述したように、美容師の方でも「正直、違いがわからないがスペックの数値上、低いものは選ばない」といった理由で、「3D Plus」を使っている方がいるように、その差は価格以上に少ないと思われます。
したがって「2D Plus」は、スペック・クオリティと価格のバランス、つまりコスパがかなり高い商品と言えるでしょう。
レプロナイザー「2D Plus」と「3D Plus」それぞれの役割
今回、多くの美容室でその役割の違いが「ハッキリ」している事を感じました。美容師の方が業務で使う場合、「スペック」を重視していることがわかり、その結果「3D Plus」を選ぶ傾向にあるということ。
そして、その「3D Plus」の性能を一般家庭用にアジャストし、『美容室のクオリティを、より身近なものにする』役割を果たしている「2D Plus」が物販で売れているということ。
貴方にとって、どちらを選んでも最高のドライヤーであることは間違いなさそうです。
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